分かる範囲になりますが、説明してみます。
ソフトウェアは、モジュールをたくさん組み合わせて作りますが、組み合わさるときに情報を共有したり、受け渡したりします。その結びつきの強さが、モジュール結合度です。
例えば、あるモジュールを実行して出てきた「値」を、別のモジュールに受け渡す。
例えば、あるモジュールから「レコード(データを列挙したもの)」を、別のモジュールに受け渡す。
例えば、あるモジュールと別のモジュールで、同じ変数を共有して使う。(グローバル変数や大域変数といいます)
モジュール結合度が強いほど、モジュールを変更したときに、他のモジュールへの影響度が高いです。その場合、影響するモジュールも含めて変更が必要になったり、複数のモジュールをテストしたりする必要があります。
単に値を渡すだけなら、変更するモジュールから正しい値が出てくることさえ確認できればいいので、他のモジュールへの影響度は低いといえます。