よくあるご質問

基本情報技術者資格とは、情報処理技術に関する基本的な知識や技能を持っていることを認定する資格です。「独立行政法人 情報処理推進機構」が運営する国家試験「情報処理技術者試験」の区分の1つです。
基本情報技術者試験では、情報処理の分野の他にも、マネジメント分野や経営・会計分野出題されるため、IT業界で活躍するために必要な知識も身につけられます。基本情報技術者試験は、令和4年度(2022年度)には年間10万人以上が受験しており、IT業界への登竜門としても人気があります。

基本情報技術者試験は、CBT方式(コンピュータの画面上で行う試験)により年間を通して随時開催されています。受験申込み時に、試験日時と試験会場を受験者自身が選択します。

株式会社シー・ビー・ティ・ソリューションズ(CBTS)のWebサイト(https://cbt-s.com/examinee/)で、受験者登録を行い、マイページから受験予約を行います(変更は試験日3日前まで可能です)。受験申込みはいつでもできますが、申込可能な試験日は当月から3カ月先の月末まで試験日時までとなります。なお、同一試験で複数の受験日を予約することはできません。

株式会社シー・ビー・ティ・ソリューションズ(CBTS)が認定する全国のCBTテストセンターが認定する全国47都道府県のテストセンターで受験することができます。
受験可能なテストセンターの一覧 https://cbt-s.com/examinee/testcenter/?type=ipa_cbt&name=%E5%9F%BA%E6%9C%AC%E6%83%85%E5%A0%B1%E6%8A%80%E8%A1%93%E8%80%85%E8%A9%A6%E9%A8%93%EF%BC%88FE%EF%BC%89

基本情報技術者試験の合格基準点は、「科目A 試験」と「科目B 試験」ともに、1,000点満点中600点以上です。「科目A 試験」が満点の1,000点であったとしても、「科目B 試験」が500点では合格にはなりません。
採点方式はIRT方式となり、1問何点といった採点方式ではありません。IRT方式とは、解答結果に基づいて配点を算出する方式です。まぐれでの合格を減少させるために、統計情報を利用して問題ごとの配点や、出題する順番を変えたりしています。
基本情報技術者試験の合格率は、難易度がやや高いこともあり、長い間20~30%程度を推移してきましたが、2020年に試験がCBT方式になってからの数年は、合格率が40%台になることもありました。合格率が50%台のITパスポートと比較すると、基本情報技術者試験は難易度が高いといえます。
しかし、2023年4月の変更以降はハードルが下がり、難易度・合格率が変化することが予想されています。合格率は、あくまでも参考程度にとどめましょう。

基本情報技術者試験には、特に必要な受験資格はありません。年齢や職種を問わず、希望すれば誰もが受験できます。受験料は税込7,500円です。受験料を支払った後は、キャンセルや返金ができないので、注意しましょう。

以前の基本情報技術者試験は、上期と下期の年2回実施されていましたが、2023年4月に変更されてからは、通年で実施されています。このため、受験者は自分のタイミング・都合に合わせて随時申込みができます。

会場受付で渡されるメモ用紙とシャープペンシルを使用してメモを書くことが可能です。最初に渡されるメモ用紙1枚ですが、追加で欲しい場合は、机のボタン等で試験監督員に合図することで係員の方が持ってきてくれます。なお、メモ用紙と筆記用具は会場で回収されるため持ち帰ることはできません。

画面上のボタンから表示することができます。

科目Aと科目Bの両方が終わった時に両方の結果がでます。科目Aで落ちていたら、科目Bを受験せずに途中退室するというわけにはいきません。