オークションは「これを売ります」という売り手に対して、それが欲しい買い手が手を上げますが、
逆オークションは「これを買いたい」という買い手に対して、それを売りたい売り手が手を上げるので、売り手のメリットは「売ることができる」ですね。
買い手の提示が安すぎて、その価格だと損をすると思ったら、売り手は逆オークションに参加しなければいいだけです。
状況によっては、単に「売って利益を得る」以外のメリットがある場合もあるかもしれません。
例えば公共事業などだと、会社の実績として「主な実績:○○県の○○事業」「主な取引先:○○県」など言えるようになって、会社の知名度や信頼性が上がる、ということもあると思います。
他には、新規顧客と取引できる、市場シェアを拡大できる、などがあるかもしれません。